
2009年のモデラーGP用に製作した2008年仕様のM1

タミヤの’05年仕様をベースに、トップスタジオ製のトランスキットで’08年仕様に改造しています。
このトランスキットの内容は凄まじく、ベースキットでは省略されている電装系などがほぼもれなく再現されています。

凄まじい分、もちろん製作はかなり上級者向きです。
パーツの合いや形状は全く問題ないので、この膨大なパーツや配線をどうキレイにまとめていくかがキモになります。

カーボンデカールを貼るパーツだけでもかなりの数で、さらに電装コネクターとそれに繋がる配線もイヤになるくらいの数です。
ただこれだけではまだ再現しきれないので、金属製可動チェーン(もちろん組み立て)やT2Mパーツ(金属ボルト&バンジョー類)を使ってさらにグレードアップしています。

これだけのパーツを組み込みながら、カウルの脱着はビスを一切使用せずに簡単に出来るよう加工してあります。

ブレーキ&クラッチレバーは肉抜き加工してあります。
プラの限界強度で、転倒したら間違いなく折れます(すでに左右とも2回ずつ破損させました・・・)。
一度ここまで手を入れて作ってしまうと、キット素組みではまったく満足できなくなります。
この後タミヤから’09年モデルが発売されましたが、さすがにこの仕様で作る気はしなく、かといって中途半端なディティールアップでは見劣りしそうでなかなか手が出ません(買ってません)。
このトランスキットはホント素晴らしいデキなので、腕に覚えのあるモデラーはぜひチャレンジしてみてください。
完成させるだけで、間違いなくスキルアップしますよ!
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